【キャンベラ23日AAP】 22日(現地時間)、ニューヨークで国連気候変動サミットが開催された。出席したスミス連邦外相は、日本と中国が発表した環境対策に対し歓迎する意向を示した。
同サミットでは、オバマ米大統領、中国の胡錦濤国家主席、日本の鳩山新首相、ニコラ・サルコジ仏大統領、潘基文・国連事務総長などが演説を行った。中国は、2020年までに二酸化炭素排出量を2005年比で著しく引き下げる目標を発表。日本の鳩山首相も、2020年までに1990年比25%の温室効果ガス削減の中期目標を改めて明確に述べた。
スミス外相は、中国及び日本が新たな目標を明示したことについて「非常に意義のある1日だった」と述べ、今後は、目標達成のために継続的な努力が必要であるとした。一方で、米国が環境問題に関して及び腰であることについてはコメントを控えた。