【シドニー26日AAP】 今週2度目の砂嵐が26日午前、シドニーを襲った。
気象局は、衛星写真が幅最大200キロの砂嵐をとらえたと発表した。シドニー中心部では視界が悪化したものの、23日朝に街全体がが赤・オレンジ・黄色の砂塵に包まれたときのような状況にはならなかった。気象局スポークスマンは「砂塵の範囲ははるかに小さいようだ。2~3時間ほど視界が悪くなる」と述べた。
26日のシドニーの天候は、乾燥した曇天で、強い西風が吹き、最高温度は21℃と予報されている。保健局では、喘息患者は午前中に屋外で運動しないようにと呼びかけている。NSW州テーブルランズ中部・南部、サウスコースト、イラワラ、ハンター地域など州東部で、気象警報が発せられている。