【シドニー3日AAP】 今月5日の祝日「労働者の日」を前に、NSW州政府が小売店の雇用者に対して、従業員に適切な給与を支払うようにと警告している。
ハツィスターゴスNSW州労使関係相は、雇用主が従業員に適切な休憩時間を与えるようにしなければならないと述べた。昨年度は、不払い給与として計400万ドル以上が雇用主から回収された。「NSW州の検査官が職場を訪問して、雇い主が公正競争と義務を果たしているかを確認する。この際、検査官は祝祭日の給与額が適用されているかをチェックする。雇い主が法的条件を満たしていない場合には、不足分の給与を支払わなければならず、場合によっては起訴される可能性もある」とハツィスターゴス相。
給与額についての情報は、労使関係事務局の電話番号131-628、またはウェブサイトwww.industrialrelations.nsw.gov.au にて確認することができる。