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集団墓地に埋葬された豪人女性 確認とれず

【キャンベラ5日AAP】   9月30日に南太平洋のサモア諸島付近で発生した地震による津波で、豪人女性アニータ・ヌアリティアさん(30)が死亡した件で、外交・貿易省(DFAT)は、ヌアリティアさんが誤って集団墓地に埋葬されたかどうかは確認ができていないと発表した。

ヌアリティアさんはシドニーのイーストウッドで育ち、津波に襲われたとき、サモアにある家族が経営するビーチリゾートを手伝っていたという。妹のフェーベさんは「アニータの遺体は別の外国人と一緒に発見されたが、その人だけが市の遺体安置所に移送され、アニータはそのままほかの現地の犠牲者と一緒に埋葬された。アニータが埋葬されたわずか1時間後にサモアに到着した両親は、オーストラリア大使館へ直行し、遺体を掘り起こすように頼んでいる」と語った。

一方、DFATは埋葬された犠牲者の名前やその状況について確認がとれていないとしている。

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