【シドニー5日AAP】 女性警官(27)が5日午前2時40分ごろ、サリー・ヒルズのナイトクラブがあるエリアで発生した乱闘騒ぎを鎮圧しようとオックスフォード・ストリートを横断した際に車にひかれ重傷を負った。頭部を負傷した女性警官はセント・ビンセント病院へ搬送され、容態は依然として深刻だが安定しているという。
女性警官をひいた車は白色のホールデンのコモドア(ステーションワゴン)で、ドライバーの男性(34)は事故後、停車し、女性警官の同僚と救急隊員が到着するまで救助に当たっていた。
メンニッリ副総監は「これは非常に残念な事故である。彼女は不適切な行動を防ぐために自分の身を危険にさらした」と語った。ドライバーの男性は事情聴取を受けた後、不起訴となり釈放された。