【シドニー7日AAP】 報道によると、ナショナル・ラグビー・リーグ(NRL)はジョン・ハワード前首相(70)に対し、同リーグにおける独立機関の理事に就任するよう要請した。
ハワード首相を指名したのはゴールド・コースト・タイタンズのサールCEO。同氏は現在、8人の理事で構成する独立機関を設立するための委員会をNRL内で設けている。現在、NRLの理事はニューズ・リミテッド社及びオーストラリアン・ラグビー・リーグ(ARL)の2つの派閥に分けられるが、ハワード氏はそのいずれにも属しないというのが選ばれた1番の理由だとされている。NRLのギャロップ会長は、報道内容に関する動きを把握しているとしたうえで、「高名な人物を選択するのが妥当」と述べた。
ハワード前首相は現在、訪米中で、スポークスマンは「前首相はラグビーの大ファンだということ以外、コメントすることはない」と話した。