国際

ラッド首相、オバマ大統領を称賛

【キャンベラ10日AAP】   ラッド首相が、ノーベル平和賞の受賞が決まったオバマ米大統領について「偉大な指導力」だと称賛した。

オバマ大統領は就任わずか9カ月目にしてノーベル平和賞を受賞することとなり、評論家たちの間では、まだ賞に値するような業績を出していないのではないかと指摘されている。ラッド首相は「オバマ米大統領は、核軍縮、世界経済の統制、気候変動や人権問題など、国際舞台で大きな指導力を発揮してきた。彼の取り組みによって、世界・地域レベルで議論の力学が変化した」と全面的に称えた。また、ラッド首相は、オバマ大統領と緊密に協力していくのが楽しみだと述べた。

ノーベル平和賞の授与を決定したノルウェーの委員会は、民族間の国際外交・協力の強化におけるオバマ大統領の「多大な努力」を称賛した。オバマ大統領自身は、受賞に驚き、自分が値するかどうか疑問に思ったというが、今後の行動に対する期待として賞を受け取ることにしたという。

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