【キャンベラ11日AAP】 スワン財務相は、連邦政府は住宅貸付市場を支援するため、新貸付債権担保住宅金融公庫債券(RMBS)に80億ドルの税金を追加投資すると発表した。
政府はRMBS市場を支援するため、昨年9月に40億ドルの投資を行ったが、世界的な金融機関の貸し渋りが原因で、事実上中止となった。スワン財務相は「今回の投資は小規模の金融機関を支援し、住宅ローン市場の競争を促進するだろう。そして、借入金利への圧力も次第に軽減していくだろう」と述べた。
政府は、AAAランクの資産に投資するため、この追加投資が負債総額の増加にはつながらないとした。