【シドニー14日AAP】 先月、シドニー北部の高級住宅街で起きた射殺事件に関して、警察は事件に関与しているとみられる男3人の行方を追っている。
この事件は9月3日、クレモアで、事業家のマイケル・マクガーク氏が息子(10)と自宅前にいたところ、射殺された。同氏はNSW州政府の不正に関する情報を持っていたとされていることもあり、同氏の殺害事件は各方面を動揺させた。
警察は現在、事件当時、現場にいたとされる男3人の行方を追っている。うち2人は事件直後、被害者宅から50メートルのところで目撃されている。この2人はいずれも白人で、1人は183センチで鼻が大きい。もう1人は188センチで襟足まである黒髪だったという。3人目は事件当日の正午から午後3時にかけて被害者宅から道の反対側にいた30代のアジア人。濃紺または黒のジッパー付きジャンパーを着てカーキ色の短パンに労働者用の靴を履いていた。
警察は、これらの人物が事件に関与していたという情報もないし、また身元も分っていないとした上で、市民に情報提供を呼びかけている。