政治

元移民相「移民が多くて道路が渋滞」と発言

【キャンベラ16日AAP】   元移民相のケビン・アンドリュース下院議員が、移民の激増によって交通渋滞などの問題が起きていると発言した。

自由党のアンドリュース議員は、ラッド政権による移民の受入れ政策を批判し、08年の人口増加数のうち、61%は移民による増加で、残り39%が出生率による増加だったと指摘した。「道路が渋滞し、交通機関は混雑し、水不足になり、施設が危機にさらされるのも無理はない。以前は30分だった移動時間が、今では1時間かかるようになった。人口問題について国内で議論する必要がある。私は移民の受け入れに反対していないし、人口減少を支持しているわけでもないことを明確にしておきたい」とアンドリュース議員。

アンドリュース議員は現在、野党連合による移民問題の政策批評チームの代表を務めており、野党が「不法入国者ビザ」の導入を検討中だと述べた。

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