【キャンベラ23日AAP】 北朝鮮による大陸間弾道ミサイルの発射を受けて、国連安全保障理事会は、同国に対する新たな制裁を全会一致で採択した。ミサイルは米国本土に届くとされる。
新たな制裁内容として、石油や原油の輸出制限、食品や機械類、船舶などの輸出入禁止の拡大、船舶による禁止品目の密輸に対する取り締まり強化が含まれる。また、国外で勤務する北朝鮮国民の2年以内の帰国を要請した。
ビショップ外相は安保理の決議について、「国際社会は北朝鮮の違法かつ脅威的行動を許容しない、と示すもの」と述べた。オーストラリアは直ちにこれに従うとして、他国にも最大限に制裁措置を行使するよう呼びかけている。