【メルボルン24日AAP】 メルボルンの中心部で21日、四輪駆動車が歩道に突っ込み12人が重軽傷を負って病院に搬送された。VIC州警察は、今後ホリデー期間にかけて行われるイベントで警察官を増員して警戒する。
サイード・ヌーリ被告(32)は23日、殺人未遂18件の罪で出廷、再拘留された。同被告の自宅を捜査した結果、過激派に洗脳されたような形跡はみられなかった。
事件を受けて今後、24日夜のキャロルス・バイ・キャンドルライトや26日のクリケットのテストマッチなど、人混みで警察官の存在が目立つと予想される。フェデレーション・スクエアやメルボルン・セントラル、主要交通機関やメルボルン・クリケット・グラウンド(MCG)にも警察官が多数配置される。
カバンチェックなど保安検査が行われるため、イベントに出かける際には時間に余裕を持つよう警察は呼びかけている。