【シドニー28日AAP】 シドニー湾で開催される恒例の年越し花火大会に、今年は100万人以上の見物客が足を運ぶと予想されている。NSW州当局は、シドニー湾やアンザックブリッジなど、シドニー市街地を中心とした各所で大規模な交通規制を行うとして、見物客に対し公共交通機関を利用するよう呼び掛けている。
花火大会が行われる31日は、シドニー市街地を往復するバスや電車など4500本以上が追加運行となる予定だ。さらに、NSW州のベレジクリアン首相によると、当日は重装備の警官を含む多くの警官が市街地を中心に配置され、警備を強化するという。
ベレジクリアン州首相は、「街中で多くの警官を見かけると思うが、十分に注意を払った上で、平常通りに行動して欲しい」と述べ、多くの人に花火を楽しんで欲しいとの考えを示した。