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肺がん治療薬など 1日から値下げへ

【キャンベラ30日AAP】  連邦政府は、薬剤の保証および価格設定のシステムとなっている医薬品給付制度(PBS)に、肺がんなどの治療薬3種を新たに追加する。これにより、患者らは1月1日以降、これらの薬をこれまでよりも安い価格で入手することが可能になる。

 

PBSに新たに追加されたのは、肺がん治療に使用されるアレクチニブ(Alectinib)、再発性の多発性骨髄腫の治療に使用されるカルフィルゾミブ(Carfilzomib)、嚢胞性繊維症の治療に使用されるブロンキトールとなっている。

 

治療薬が新たに追加されたことで、1000人以上の患者がこれまでよりも安く薬を入手することが出来るという。例えば、肺がん患者は一回の治療に18万8430ドル、多発性骨髄腫の患者は13万8000ドルの費用がかかっていたが、今後は一回の処方に最大39ドル50セント、割引対象カード保持者では6ドル40セントなど、大幅に安くなる見込みだという。

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