【シドニー31日AAP】 大晦日を迎えたシドニーでは、花火見物の場所取りに、早朝から多くの見物客が繰り出した。シドニー・オペラハウス周辺の見物スペースは午前7時30分に開場となったほか、サーキュラーキーやシドニー湾北岸のマリー・ブース・リザーブなどにも多くの人が駆け付けた。今年は700万ドル相当となる10万発が打ち上げられる予定だ。
シドニーの31日夜の天気は晴れ、気温は25度と予想され、見物客にとっては快適な天候となる見通しだ。多くの人出が予想されることから、NSW州警察は海上や空中からの警備も行う予定で、警備の規模は今年最大になるという。
一方、メルボルンでは新年を祝うイベントに総額260万ドルを投じ、14トンの花火が打ち上げられる予定だ。また、開催中は市街地を立ち入り禁止にするなど、安全対策を強化している。VIC州警察のフライヤー副警視監は「どんな場合にも冷静に振る舞って欲しい」と呼びかけた。