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路上緊急作業者の安全を守る WA

【パース31日AAP】   WA州政府は、交通事故や故障車両に対応中の緊急車両に近づく際に、減速を強いる法を導入する予定だ。最高速度は時速40キロメートルで車線変更も求められる。違反には罰金300ドルと減点3点が科せられるという。

同州で2012~2016年、緊急対応中の車線で発生した事故で43人が死亡した。これには、路上で故障車などに対応していた作業員も含まれる。

ロバーツ州警察・道路安全相は、法体制「Slow Down, Move Over」によって事故や故障車両に対応する警察官や消防隊員、救急隊員やけん引トラック作業者の命を守ると説明。法施行の3月まで、広告キャンペーンを行って州民の認識を促す。

自動車団体RACは、特に高速道路での緊急事態対応は非常に危険として、この動きを歓迎した。また、高速の田舎道も故障車を安全に駐車する路肩がほとんどない場合が多く、危険だという。

VIC州およびSA州も同様な法を適用している。

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