【シドニー24日AAP】 NSW州政府はブッシュファイヤーが頻発する地域の住民に対して、火災の被害を抑制するためにオンライン・ツールを使用するよう奨励している。
ファンNSW州救急サービス相は、ブッシュファイヤーの季節に備えて、地方消防サービスのウェブサイト上で、「ブッシュファイアー・ハウスホールド・リスク・アセスメント・ツール」を使用するように呼びかけている。このサービスでは、住民が自宅周辺の植生やスロープなど地所の詳細を記入することで、ブッシュファイヤーの被害危険度を計算することができる。ファン相は「住民が迫りくる暑い夏に準備するため、可能な限りを尽くすことが不可欠。火災が起きやすい全地域の世帯主らにはこの新ツールを使用して、ブッシュファイヤーへの対抗策を立ててもらいたい」と述べた。
新ツールはwww.rfs.nsw.gov.au にて利用可能。