【シドニー2日AAP】 NSW州を通過した嵐の被害で、小さな町のパブの屋根が吹き飛んだ。地元住民らは“サイクロンのようだった”と振り返る。
2日午後、ノーザン・リバーズ地方のクラレンス・ホテルの屋根が嵐によって吹き飛ばされた。被害の大きかった同地帯では鉄砲水も発生した。地元マクリーンの住民がソーシャルメディアに投稿した写真によると、パブに屋根はなく、がれきが通り中に散らばっていた。吹き飛ばされた屋根は、電線の上から吊り下がっている状態だという。
州警察はマクリーンの住民らに対し、嵐通過後の移動には十分注意するよう警告している。州救急サービス(SES)は200件以上の救援要請を受け、ほとんどがマクリーン周辺からだった。
一方、シドニー西部ブルーマウンテンズのブラバラでもゴルフボールの大きさの雹が観測された。