【ブリスベン5日AAP】 QLD州ロードサービス大手RACQの調べによると、同州で昨年、高温の車内に閉じ込められ救出された子どもの数が約1200人、動物が700匹以上だったことが分かった。これらのほとんどが偶発的な事故だとしているが、予防に努めるよう呼び掛けている。
RACQによると、子どもなどの車内閉じ込めは、ブリスベンで発生件数が最も多く406人だった。両親が荷物を載せたり下ろしたりする間、子どもに車の鍵を渡し、その後、子どもが誤って鍵をかけ閉じ込められるというケースが多かったとして、車の鍵は必ず自分が持っておくよう忠告している。
またRACQは、車内の温度はわずか7分間で40度近くまで上昇するとして、「健康に深刻なダメージを及ぼしたり、死に至る場合もある」と説明。車内に閉じ込められた子どもや動物をみかけた際には、速やかにRACQまたは救急サービスへ通報するよう求めている15。