一般

サンゴ礁侵食 オニヒトデ急増が問題に

【ブリスベン6日AAP】  QLD州グレートバリアリーフで、サンゴ礁を侵食するオニヒトデが爆発的な増加を見せており、専門家らがサンゴ礁への影響を懸念している。特に大きい影響を受けているのは、グラッドストーンからロックハンプトンまで続くスウェイン・リーフズとみられている。

 

サンゴ礁の実地調査団は、昨年のクリスマス休暇前からオニヒトデの駆除を開始しており、引き続き観察を行うとしている。駆除方法として、羊や牛の胆汁をオニヒトデに注入し、アレルギー反応を引き起こす方法を採用しているという。

 

オニヒトデによるサンゴ礁の侵食は、1960年代からQLD州沿岸で断続的に発生しており、2012年以降の白化現象が深刻化するまで、サンゴ礁の死滅要因の25%を占めていた。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら