【シドニー6日AAP】 4日にエジプトの古代都市ルクソールで、観光客20人を乗せた熱気球が墜落し、乗客の1人が死亡する事故が起きた。
事故のあった熱気球にはオーストラリア人も数人乗船しており、少なくとも12人が怪我をした。
乗客の1人でニューカッスル出身のゾーイ・ドリンクウォーターさんは「着陸態勢に入ろうとした時に、大きい突風に煽られた。それが原因でパイロットが気絶してしまった」「誰も熱気球を操縦することができなかったから、墜落していった」と母親のライニーさんに話したという。
エジプトの警察によると、熱気球は日の出に出発し、パイロットが意識を失う前まで山岳地帯の上を高度450メートルで45分間飛んでいたという。