【シドニー31日AAP】 6カ月前にNSW州中西部ダボで、生後間もない赤ちゃんがアパートの庭に置き去りにされているのが発見された。赤ちゃんは現在、養親に引き取られ、新たな人生をスタートさせたという。
赤ちゃんは、今年4月19日に芝生の上で毛布で包まれて置き去りにされいたところを発見され、生後数時間しか経過しておらず、へその緒が付いたままの状態だった。発見された日が日曜日だったため、「サンデー・エイプリル」と名づけられた。
コミュニティ・サービス省(DoCS)のバーニー大臣は「赤ちゃんは養親に引き取られ、新しい家によく馴染んでいる。赤ちゃんの親やコミュニティに対しては、彼女が現在、新しい家族のもとで愛情いっぱいに育てられていることを伝えたい」と述べた。DoCSには赤ちゃんの身元に関する情報も入ったが、結局は本当の親を見つけ出すことができなかった。養親はサンデーちゃんのプライバシーを考慮して、今後は写真を公表しないことを決めている。