【キャンベラ8日AAP】 ターンブル連邦首相は今月、日本を訪問し、軍事協力に関する協定に署名する見通しだ。協定によって軍人の相手国訪問が法的に認められ、日米豪3か国が日本で軍事演習を行うことが可能になる。両国は同協定の合意に向けて2014年から交渉してきた。
キャンベラにある中国大使館の広報官は意見を求められた。「日本とオーストラリアの二国間問題だ」と述べ、両国の協定締結について認識していた。さらに、「関係国間での軍事協力合意が、他国の安全保障上の利益を弱体化させたり、地域間の平和と安定に影響を及ぼすようなことがあってはならないと中国は考える」と述べ、けん制した。