【シドニー1日AAP】 シドニーのニューサウスウェールズ大学のケンジントンキャンパスに4日、目の健康センターが開設される予定で、視力障害を持つ人や手術待ちをしている人が無料で目の診断を受けることができるようになる。
センターでは黄斑変性症、緑内障、糖尿病性網膜症などの目の病気を診断することができる。センター長のカロニアティス氏は、視覚障害を持つ人の半数が治療可能で、25%が初期に診断、治療された場合、予防が可能だという。
「センターでは国内で初めて最新の診断装置が利用可能となり、目の病気の発症リスクが高い人は無料で診断を受けることができる。多くの公立病院では手術待機の期間が最長で2年におよび、センターの開設によって目の検査をより迅速に行うことができる」とカロニアティス氏。