【キャンベラ3日AAP】 3日付けのジ・オーストラリア紙に掲載されたニューズポールの世論調査によると、2週間前の調査と比べて、労働党の支持率が7ポイント減の52%に落ち込んだことがわかった。一方、野党連合は7%増の48%へと支持率を伸ばした。また、「首相にふさわしい人物」に関する調査では、ラッド首相とターンブル野党党首の支持率はそれぞれ63%と19%で、ラッド首相が依然として大きくリードしていることがわかった。
ニューズポールのオシャネシー社長は、この調査結果は野党連合にとって良い傾向の始まりを示すかもしれないと述べた。オシャネシー社長は「これを変化と言うのは少々大げさかもしれないが、この調査結果によって、労働党を支持していた特に50代未満を中心とする国民の票を失っていることは確実である」とし、世論からこれまで高い支持を獲得していた労働党も次第に支持率を低迷させていくだろうと述べた。