【キャンベラ3日AAP】 オーストラリア連邦準備銀行(RBA)は3日に開かれた月次理事会で政策金利を0.25%引き上げ、3.5%とした。金利引き上げは先月から2カ月連続。専門家らは、RBAが不況の影響で大幅に緩和されていた金融政策を徐々に通常のレベルに戻していく傾向にあることから、今月の金利引き上げも予測どおりだったとしている。
RBAのスティーブス総裁は声明の中で、オーストラリアは経済危機を回避しつつあり、またインフレ率もRBAの目標とする2-3%に近いものとなっているとし、2カ月連続の金利上昇で経済成長に持続性を与え、インフレ率安定につながるであろうと述べた。