【シドニー4日AAP】 NSW州政府は、小学生のアジア諸国の言語教育を強化する目的で、北京語、日本語、韓国語及びインドネシア語の4つの言語教育のトライアルを州内4校で実施する。 来年から始まるこのプログラムでは、生徒はこれら4つの言語を1日90分勉強することになる。
州政府は同プログラム実施にあたり、この4年間の準備期間で225万ドルを投入したが、これについてNSW州教師連盟は、特別補助を必要とする生徒への支援対策が遅れているのに、こういったプログラムに大金を投入することに疑問を感じるとした。また、言語教育強化に支援的ではあるが、一部の学校ではなく州全土の生徒が同じ教育を受けられるようにすべきとも話した。