【メルボルン7日AAP】 VIC州政府は、森林火事の消火活動の新兵器として、航空機の使用を予定している。
ヘラルド・サン紙は、VIC州政府がDC10型機、もしくは747型機を借りる予定だと報じている。航空機を使用すれば、1回に7万リットルを搭載して、全長1.2キロの火災現場の上空から散布することが可能となる。
キャメロンVIC州救急サービス相によれば、航空機の賃貸料は約1000万ドルで、火災の非常時には重要な兵器となるという。「航空機はとても役立つものになるだろう。VIC州の火事にできる限り準備しておくという目標を果たすため、私たちはあらゆる手段を尽くす」とキャメロン相。航空機は、現在消火活動に使用されているクレーン・ヘリコプター「エルビス」よりも、8倍の水や遅延剤を運ぶことが可能だという。