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メルボルンで結合双生児の分離手術

【メルボルン13日AAP】   16日にメルボルンの王立小児病院で、結合双生児の分離手術が行われる。

3歳のクリシュナちゃんとトリシュナちゃんはバングラデシュ生まれの結合双生児で、現在は孤児となっている。執刀医のメクスナー神経外科医が、16人の外科医・医師・看護師のチームと共に、16時間におよぶ分離手術を行うことになっている。

メクスナー医師は「予期せぬ事態が起これば、2人とも死亡してしまう危険性があり、重大な脳障害が残るリスクもある。けれども、2人の健康状態は以前よりも良好で、良い結果の出る可能性は高い。2人ともとても元気。特にクリシュナの健康状態は、初めて病院に来たときよりもずっと良くなった。彼女は死ぬ寸前のところだったので。2人が普通の生活を送れるようになるには、分離手術は不可欠だろう」と述べた。

クリシュナちゃんとトリシュナちゃんは1歳のときに、チルドレン・ファースト財団(CFF)からの援助により、オーストラリアに来た。2人はこれまでに、血流を均等に流すための手術や、組織拡張器の挿入手術など、分離手術に備えて複数の手術を受けてきた。分離手術は16日午前8時30分に始まり、少なくとも真夜中まで続くとみられている。

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