【キャンベラ14日AAP】 9月29日の津波で死者140人以上の被害を受けたサモアに、VIC州から40万ドル相当の消防車が贈られた。
メルボルン・メトロポリタン消防局は14日、消防トラックをサモアのアピーア消防署に寄贈した。津波の被害によって、古い消防車が破壊されてしまったという。寄贈された消防車には、津波で死亡した地元消防士ピーター・リチウさんの名をとって命名された。
サモア消防救急局長は「地元消防団にとって、非常に大きな後押しとなった。現在私たちが所有する消防車よりも、はるかに高性能だ」と絶賛した。次のステップは、消防車の性能を最大限に活用してもらうため、VIC州消防士をサモアに派遣し、使用方法の説明することだという。
オーストラリアは、津波の復興支援として、サモアとトンガに1300万ドル相当以上を寄贈している。