【キャンベラ16日AAP】 オーストラリア国立大学(ANU)副学長のカブ氏は16日、ラッド政権が訴える若年者手当ての改正案を承認するよう上院議員に求める予定。
保守連合は今回の改正案に反対の姿勢を見せており、特に国民党は、地方に住む学生が高校卒業から大学入学までの期間に1年間の休みをとれば、不利になるとし、この改正案に反対している。一方、労働党はより多くの学生に所得補助金を受給する資格を与えるべきと主張している。
カブ氏はラッド政権の主張を支持しており、「毎日大学部門で働いている人は同じ考えを共有しているようだ」と語っている。16日、上院でこの問題に関する協議が行われる。