【メルボルン14日AAP】 VIC州で相次ぐ若者の犯罪を受けて、メルボルン西部のショッピングセンター内をアフリカ系コミュニティのリーダーらが警察とともにパトロールをした。
12月初頭以降発生した一連の暴動、家宅侵入、武装強盗とアフリカ容貌の若者の関連があげられている。南スーダンのリーダーらは14日午後、ターナイットのショッピングセンターを警察とともにパトロールした。ショッピングセンター内に簡易の警察署が設置され、警察官やコミュニティのリーダーに市民が直接話すことができる。VIC州のアンドリュー・クリスプ警視副総監は12日、「夏になって増加した反社会的行動は、比較的少数のアフリカ系人物らによる」と話し、危機状況ではないとした。
州政府はまた、州野党自由党や連邦保守連合による「VIC州の犯罪司法制度は緩い」との批判に反論した。2015年度、VIC州の少年犯罪者は8726人、NSW州は2万51人、QLD州は1万2931人だった。