【メルボルン19日AAP】 メルボルンのロイヤル小児病院で頭部分離手術を受けた結合双生児、トリシュナちゃんとクリシュナちゃんは、手術後2日経った現在も目が放せない状態ではあるが、徐々に回復の兆しをみせている。
バングラデシュの孤児院で2007年に発見された双子の姉妹である2人の手術の成功率は25%。脳障害が残る可能性は50%で、1人が死亡する確率は25%。医師らは、今後、48時間以内に目を覚ますことで手術成功への第一歩を踏み出せるとしている。2人の世話人である女性は「別々のベビーベッドに2人が寝て、その間に私が立っている。まるで夢のよう」と涙まじりに話した。