【シドニー15日AAP】 シドニーで多くの人が仕事に戻った15日、ピーク時間の電車が多数キャンセルされた。シドニー北部ホーンズビーの新ジャンクション開通と職員数の問題が理由とされ、中西部線、バンクスタウン線とカンバーランド線で電車36本がキャンセルされたと報告されている。
シドニー・トレインのハワード・コリンズ責任者は、「先週の大混乱を繰り返さないため、できる限りのことをしている」と述べた。同社はウェブ上で、ピーク時間を避けた時間帯の電車をキャンセルしたと発表している。先週の大混乱では嵐と病欠職員の急増が理由とされたが、後に年次休暇が多く承認されすぎたとわかった。
鉄道・トラム・バス労働組合(RTBU)は、今回のような小さな問題を混乱に招くとして昨年11月末に改訂された時刻表を批判する。
電車ネットワークの混乱は今後も続く可能性がある。鉄道職員らは12日、毎年6%の賃金上昇と労働条件の改善を求めて示威行為を行うと投票した。ストライキの内容は今後協議される。