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水を再利用した発電所が操業開始

【メルボルン20日AAP】   VIC州北東部で20日、140メガワットの水力発電所が操業を開始した。

総工費2億3000万ドルのボゴング発電所は、近郊の発電所からの水を再利用して、ピーク時の電力供給を補うこととなる。住宅12万軒以上にクリーン・エネルギーを供給することが可能だという。

20日の操業開始にあたり、ブランビーVIC州首相は「過去25年間に建設されたものの中で、最大の水力発電所の1つだ。このプロジェクトはユニークで、マッケイ・クリーク発電所で使用された水を再利用することにより、新しいダムを必要とせずにクリーンエネルギーを供給することができる。このプロジェクトは経済面や環境面で素晴らしい設計となっている。貴重な水資源を保存しながら、無公害の発電が行われる」と述べた。

ボゴング発電所には、マッケイ・クリークから全長7キロの新トンネルを通って、水が供給される。プロジェクトの完成には数年を要し、工事で約200人の雇用を生み出した。

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