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NSW州 消火ヘリ2機を導入

【シドニー22日AAP】   ブッシュファイヤーの消火活動のため、NSW州にヘリコプター2機が導入される。

2機のうち、1機目のクレーン・ヘリコプター(愛称イザベル)が、22日にシドニーに到着する。イザベルは数日前に米国からメルボルンに到着したばかりで、NSW州で頻発するブッシュファイヤーの消火活動に使用される。ワンNSW州緊急サービス相は、「今週にかけて、ブッシュファイヤーは予断を許さない状況。必要なときに消火用ヘリコプターをすぐに出動できるように配備しておくことが重要だ」と述べた。

2機目のクレーン・ヘリコプターは来月上旬に到着する予定。今回導入される2機は、現在消火活動に使用されているヘリコプター(通称エルビス)に似ており、一度に9000リットルの水を運搬して上空から消火活動を行うことができる。

固定費はNSW州政府と連邦政府が共同で負担し、運用費は州政府が負担する。NSW州地方消防局では、すでに120台以上の固定翼機とヘリコプターが導入されている。

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