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いじめで自殺 アプリ禁止に署名多数

【ブリスベン15日AAP】   NT準州の少女、ドリー・エベレットさんがいじめを苦に命を絶ったことを受けて、ネットいじめの可能性があるアプリの禁止に10万3000人以上が署名した。専門家は、アプリの禁止は問題にほとんど影響を及ぼさないとの見方を示す。

QLD州のカトリーナさんは、匿名メッセージアプリ“Sarahah”を禁止する署名を立ち上げた。カトリーナさんも娘を持つ母親だ。

ネットいじめに関する本を執筆中のジャーナリストのジンジャー・ゴーマンさんは、「アプリやソーシャルメディアの禁止は問題解決にならない」と話す。毎日新たに出現する数千のアプリ禁止は実用的でなく、また、サポートネットワークの場でもあるソーシャルメディアを禁止するべきでないという。自身も被害者のゴーマンさんは、被害者を責めずに実際に起こっていることを公言し、ウェブサイト“eSafety Commissioner”などを使って子どもに立ち上がる力を教え、保護者が子どものネット使用状況を把握することが重要だという。

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