【キャンベラ25日AAP】 家庭内暴力撲滅を推進する「ホワイト・リボン・デー」の25日、豪政府は、女性に対する暴力を決して容認しないという強いメッセージを発した。
ラッド首相は「男性は、絶対に女性に暴力を振るったり、暴力の言い訳をしたり、黙認しないと誓うべき。オーストラリア人は、女性が暴力を受けることのない社会で暮らしたいと思っている。態度の変化は、必ずしも行動の変化にはつながらない。男性の行動が確実に変化するように、政府は取り組んでいる」と述べた。
社会公正委員長は「ホワイト・リボン・デーは、とても現実的で重要な結果を出すために役立つ。女性に対する暴力は、さまざまな社会問題を浮き彫りにしていることが多い。しかし、暴力に弁解の余地はない。より多くの男性が立ち上がり、暴力に反対すると声を上げれば、強力なメッセージになる」と述べた。