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パース・スタジアム 今週末オープン

【パース16日AAP】   新たに建設されたパース・スタジアムは今週末、無料の一般オープンデーで正式にオープンする。市民11万人が訪れると予想され、公共交通機関システムが試される。

イースト・パースから歩行者を誘導するマタグラウプ橋の建設が遅れているため、WA州政府はクリケットのビッグ・バッシュ・リーグ(BBL)で準決勝戦を開催することになった際、観客総収容6万人のところを4万人に入場制限する可能性を発表した。サフィオティ州交通相は16日、「東海岸の視聴者のために試合は週半ばの午後4時に設定されている。電車やバスを多数必要とする同時間帯に、橋無しで観客を動員することはできない」と声明を発表した。オープンデーの公共交通機関状況を見てBBLの収容数を決定するという。

州野党自由党は、橋の完了遅延によるチケット制限はスタジアム所有者の収益に影響すると警告。また、会場付近の送迎ゾーンやウーバーなどの配車サービスの乗り入れ禁止を批判した。

オープンデーの午前8時から午後9時、1時間のスタジアムツアーにおよそ1万5000人が参加予定。さらに9万5000人が一般入場エリアを訪れると予想される。スタジアムのビールは1杯8ドル50セントだ。

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