【東京18日AAP】 連邦のターンブル首相は、安倍首相との会談を前にビジネスリーダーを集めた昼食会でスピーチを行い、1950年代に安倍首相の祖父である岸首相とメンジーズ首相が、両国の親密な関係の基礎を築き、その良好な関係が今日まで続いていると話した。
ターンブル首相はさらに、前回の訪問でイノベーション分野での協力と、人物交流の促進について話したが、日本はこれを文字通り受け取り過ぎたのではないかと懸念していると述べ、「ラグビーのエディー・ジョーンズ監督を引き抜いた上に、彼の斬新なアイデアをわれわれのワラビーズに対して試した」とジョークを飛ばした。
ターンブル首相はまた、オーストラリアは日本へ多くの鉄鉱石や冶金用石炭を輸出しているとして、2019年に日本で開催されるラグビー・ワールドカップ、2020年に東京で開催されるオリンピックの大会施設の建設にも、これらが広く使われるだろうと期待を示した。