【メルボルン18日AAP】 今月11日に当選が決まった賞金5500万ドルの宝くじの当選者が、一週間経過した現在も依然として分からないままとなっている。当選した宝くじは、VIC州ブランズウィックで販売されたことが分かっている。
宝くじを販売した、ニュースエージェントのオーナー、サム・ミシアノさんは、「くじを購入するのは主に周辺の住人だが、中にはふらっと立ち寄ったり、海外で仕事をしている人などもいる」と話した。
宝くじ運営管理タッツの広報担当者は、これだけ高額の宝くじで当選者が名乗り出ないことは珍しいとしており、このまま6か月間当選者が分からないままだった場合、賞金は一度VIC州の税務当局へ渡されるという。ただ、当選者はその後も賞金を受け取る権利はあるとしている。