【メルボルン21日AAP】 1年前にメルボルンの繁華街で、暴走した乗用車が歩行者に突っ込み、死者6人を出した事件の遺族たちが20日の追悼式に参加した。
事件では26歳の男がバーク・ストリートで歩行者らを次々とはね、生後3ヶ月の乳児を含む6人が死亡した。
東メルボルンで行われた内輪の式では、犠牲者を偲ぶ慰霊碑の除幕式も行われた。追悼式に出席したダニエル・アンドリュース州首相は「最悪の日の最悪の状況の中で、 人間性の素晴らしさを目の当たりにした」と語った。
アーロン・ウッド・メルボルン市長代理は「慰霊碑は、この事件を忘れず、支援し続けていくという遺族に対しての我々の心の表れ」と述べた。
公式追悼式は23日に行われる予定で、哀悼の意を込めて国旗が半旗揚げられるという。