【ケアンズ4日AAP】 3日、QLD州北部の公園内で寝ていた女性が、警察車両にひかれる事故があった。女性は脚を負傷し、病院に搬送された。事故に関わった46歳と25歳の巡査2人は、精神的なショックを受けているという。
3日午後3時ごろ、巡査2人が警察車両でタウンズビルのセントラル公園内を通り抜けていた際、女性(40)を誤ってひいてしまった。巡査らは「隆起」を感じたものの、最初は丸太かボトルだと思ったという。しかし、女性をひいてしまったことに気づき、すぐに応急処置を施した。女性は脚を負傷し、タウンズビル病院で治療を受けている。
QLD州警察労働組合では「事故が起きたことは残念だが、人種問題とは全く関係がない。彼らには故意はなく、被害者に同情している」と述べ、この事故による人種間の対立を鎮めようと努めた。巡査2人は、QLD州警察の道徳基準班による調査に、協力的に応じる意思があるという。