【メルボルン７日ＡＡＰ】　　　メルボルンのガーデンベール駅で７日午前５時ごろ、火災が発生し、駅は多大な損害を被った。事件に関与したとされるヤラビール在住の少年２人（１５）が逮捕され、その後、ヤラビール在住の男（１９）とニューポート在住の少年（１４）が逮捕された。うち１５歳の少年１人が火災による器物破損と人々の命を危険にさらした罪で起訴された。保釈が認められた少年は来年３月１７日に児童裁判所に出廷する予定。

今回、火災が通勤ラッシュ時に発生したことから、被害総額は１０万ドルに上る。警察は火災が発生したときに駅にいあわせた人々に事情聴取を行いたいとしている。メトロポリタン消防団が消火活動を行うため、鉄道職員がサンドリングハム線への電力を遮断した後、午前７時４０分ごろ、同線の通常運転が再開した。約５５人の消防隊員が１時間近くかけて火を消し止めた。

警察は７日朝、周辺地域で若者たちの問題行動に関する通報を多数受けていた。ガーデンベール駅は乗客の安全が確保されたと判断されるまで閉鎖される予定。