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シドニー電車 職員多数がストに賛成

【シドニー24日AAP】   シドニーで29日に電車ストを予定通り行うか投票を行った結果、多くの職員がストに賛成の意思を表した。反対に投票した職員は、わずか5.93%だった。

鉄道・トラム・バス労働組合(RTBU)は23日夜、組合員6100人以上に対し、29日の24時間ストと25日からの残業禁止の是非を問うテキストメッセージを送信した。24日正午を締め切りとし、返事のないものは“ストに賛成”と見なされた。一方、多数の職員がメッセージを受領しなかったとして調査結果の正当性が疑問視されている。

投票の結果、29日に鉄道職員9000人以上が就業しない見通しだ。さらに、残業禁止により25日は本数が2900本から1600本に削減される。ベレジクリアン州首相は通勤者に対し、時刻表を確認し、ピーク時の移動を避けるよう呼びかけている。

組合側は当初6%の賃上げを求めていたが、現在は無料バスおよび1回限りの支払い1000ドルを含む、2.75%の賃上げを考慮している。

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