【キャンベラ10日AAP】 10日発表の11月の失業率は5.7%。常勤、非常勤の雇用者数が3万1200人増え、前月比0.1%減と予想外の回復となった。専門家は、雇用増加数は5000件で失業率は5.9%になると予想していた。今年3月以降、失業率は5.5%から5.8%で停滞している。連邦政府は、来年6月までに6.75%に達すると警告している。
国内各州を見てみると、1番回復率が高かったのはVIC州で前月比0.3%減の5.4%だった。NSW州は6.0%(前月比0.1%減)、NT準州は3.5%(前月比0.2%減)。悪化がみられたのはSA州(5.5%:前月比0.3%増)、WA州(5.2%:前月比0.2%増)、QLD州(6.1%:前月比0.1%増)。TAS州(5.4%)とACT(首都特別地域・3.6%)は前月と変わらず。