【キャンベラ25日AAP】 連邦のハント保健相は25日、民間医療保険会社による平均3.95%の保険料の値上げについて、これを承認したことが分かった。これにより一世帯当たりの負担額は、一年当たり約140ドルの値上げとなる。昨年の値上げ率は4.84%だった。
ハント保健相は保険料の値上げについて、2001年以降で最も小さい値上げ幅だと強調。「17年間で最少の値上げ幅となったが、全ての家庭にとっては1ドルずつが貴重」と述べ、保険料を低く抑えるためには、まだ課題が多く残っているとの考えを示した。
値上げ率を会社別で見ると、BUPAが3.99ドル、メディバンクおよび子会社のahmが3.88ドル、nibが3.93ドル、nibの子会社GUヘルスが2.84%となっている。いずれも今年4月1日から適用される。