【キャンベラ28日AAP】 環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の参加11か国は23日、3月にチリで署名することで合意した。ジョイス副首相は、まだ変更の可能性もあるとして米国の復帰を望む。
ジョイス副首相は28日、「最終草案は米国が復帰しての決定が望ましい」とスカイニュースで述べた。米国復帰のために細かな変更が必要であれば、行うべきだという。
トランプ米大統領は先週、TPP復帰の可能性を示唆している。
ターンブル連邦首相は26日、米国の早急な復帰は期待していないとの見解を示した。TPPは参加地域内の関税を98%以上撤廃し、GDPは総計で13兆7000億ドルと見積もられる。オーストラリアは日本に対して牛肉、チーズ、小麦およびコメの輸出量を増加、カナダとメキシコには砂糖を増加できる。