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看守2人が襲われ、刑務所がこう着状態

【ホバート13日AAP】   ホバートのリスドン刑務所で13日午後3時30分ごろ、看守2人が運動場にいる囚人らを監房へ戻そうとしたとき、囚人らに襲われた。その後、囚人約190人が監房へ戻ることを拒否し、こう着状態が4時間も続いた。午後7時ごろ、突撃隊が投下した音響手榴弾と思われる爆破音が数回聞こえ、突撃隊が中度セキュリーティー区域に到達する前に囚人らは監房へ戻った。襲われた看守2人は治療のためホバート病院へ搬送されたが、命に別状はない。

矯正サービスのウィルアムズ局長によると、刑務所は事件の調査を実施するため少なくとも15日までは封鎖される見通し。弁護士・囚人の権利団体のバーンズ氏は「リスドン刑務所はここ数カ月の間、囚人と週末の看守に対する予算削減の影響で、刑務所内の食事の質が悪化し、レクレーションの時間が削減され、封鎖時間が早まるなどの状況が続いていた」と語った。

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