【シドニー29日AAP】 NSW州で今週、長い夏休みを終えて学生80万人以上が新年度を迎える。このうち7万人が「キンダーガーテン」と呼ばれる準備教育を開始する。
シドニーの人口急増に伴い、州政府は120校を新規建設または増築中。シドニー西部で13校が新たに建設・増築され、追加で生徒3500人を受け入れ可能だという。一方で州野党労働党は、今後15年でさらに学生28万人の受け入れが必要だとして、“危機的状況だ”と州政府を批判した。
シドニー中心のアルティモ・パブリックスクールは、学校敷地が再開発中にある。生徒は30教室からなるポップアップ式キャンパスで授業を受ける。
今年は11年生の英語、数学、科学、歴史でシラバスが改訂される。主な変更はトピックの “広さ”よりも“深さ”に焦点を置くことや、双方向性を有する電子シラバスの導入など。